FXのウラ話

イタリアの首相“ベルルスコーニ”伝説

欧州債務問題が続く中、ギリシャではパパンドレウ首相が辞任に追い込まれ、一方のイタリアではベルルスコーニ首相が辞任を表明しました。かつてベルルスコーニ首相は、パーティーで元ミス・イタリアを熱心に口説いた事が妻に発覚し、公式に謝罪させられたり、夫婦喧嘩が新聞の一面を飾ったり、何かと話題を振りまいて伝説を作ってくれる方でした。ベルルスコーニ政権下ではこのようなことが理由かどうかは判断つきませんが、政権基盤が弱く、財政再建の取り組みが遅れがちでした。9月に財政緊縮策をまとめた過程で連立与党内の反対を受け、富裕層課税をいったん取り下げたこともありましたが、緊縮財政法案が議会で可決され次第、辞任すると表明をしました。

 

ちなみに、マーケットでは首相辞任表明のニュースで好感し、ユーロが買い進められています。

 

さて、このような首相をリーダーに持つイタリアは世界第7位の経済規模を誇る先進国であり、ユーロ圏内ではドイツ・フランスに次いでGDP第3位の経済成長を誇ります。また、家計貯蓄率は日本よりも高く、120%近い水準で昨年秋頃までは10年国債利回りは4%前後と比較的落着いた推移でした。しかしながら、イタリアの政府債務残高(政府の借金)は約1兆9,000億ユーロとギリシャの5倍以上であり、GDP比は2011年の予測では121%と高くなっています。

 

首相の相次ぐスキャンダルが発覚したことや欧州危機も逆風となり、イタリア国債が売られ金利が上昇しました。こうした状況からG20では各国首脳に取り囲まれ、ベルルスコーニ首相は国際通貨基金(IMF)・欧州連合(EU)の管理下におかれることをしぶしぶ承認したと言われています。

 

イタリアの財務状況が信用されていないことに加えて、メルケル独首相が「G20の各国は基金再拡充に協力するとは約束しなかった」とコメントしたこともマーケットの不安感を高める要因となっています。イタリア10年国債利回りは一時的に危険水域である7%を突破しましたが、欧州中央銀行(ECB)によるイタリア国債の買入れ観測もあり、再び6%台に戻しています。しかしながら、引き続き予断を許さない状況にあると言えるでしょう。

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発表国 経済指標名
EU 鉱工業生産(前月比/季調済)
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EU GDP季調済(前期比) 改定値
ドイツ ZEW景況感調査
米国 小売売上高
イギリス 失業保険申請件数推移
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米国 CPI(除食品&エネルギー/前年比)
米国 鉱工業生産
イギリス 小売売上高(除自動車燃料/前月比)
米国 住宅着工件数
米国 フィラデルフィア連銀
米国 景気先行指標総合指数